最近は持ち出し袋に災害対策用品を入れてセットにした商品が多数販売されているので便利ですが、商品数が多すぎてどれを選んでいいか迷うことが多いでしょう。
このセット商品は無限といってもいいほどの組み合わせが可能になります。また収納されている個々の商品についても次々と新商品が出るので、セット商品としても改廃が多いのが特徴です。
セット内容が自分自身または家族状況に適合しているか確認して購入するようにしましょう。
購入後は中身の商品を全て確認し、不足している品物があったら適宜追加しておきましょう。
セット商品に含まれている家電製品については特に個別にNETで評価を調べてみましょう。評価点数に「1」が散見される場合は不良品が当たる可能性があるので避けた方が良いでしょう。
中身の商品には消費期限がある場合もあります。飲料水や非常食の賞味期限や電化製品のバッテリー期限などの管理については 『 賞味期限・消費期限管理をエクセルで 』のページを参考にしてください。
持ち出し袋にはできるだけ多くの商品を詰め込みたいところですが限度があります。
持ち出し袋の重さは一般的に高齢者や子供は3kg以内、女性は5kg、男性は8㎏以内と言われていますので中身は軽量コンパクトにしましょう。
食品類は『 高効率エネルギー食品 』のページを参考にエネルギー効率の良い物を選択しましょう。
個包装の包装紙はできるだけ除いておくとかさばらなくて済みます。ビニール袋やレジ袋に包んでおくと袋も役に立ちます。
中身が増えすぎて重量オーバーになったら、一番重要な袋(1人で避難するときに持ち出す)、次に重要な袋(2人で避難するときに持ち出す)のように分ける方法もあります。
さらに冬用の防寒衣類は別のバッグにまとめておくといいでしょう。
キャリーカートの利用も考えましょう。『 キャリーカート 』のページを参考にしてください。
画像の③は防寒衣類、④は車載用です。
避難する際は分電盤のブレーカーを切りましょう。電気が復旧した時の通電火災を防止することができます。
感震ブレーカーを設置しておくと地震を感知して自動的にブレーカーが落ちるので便利です。
しかし夜間の場合は照明も使えなくなるので身近な場所に『 懐中電灯 』や『 ランタン 』を備えておくことが必要です。
洗濯機の水道の元栓も閉めて避難すると、万一洗濯機のホースが外れても漏水を防ぐことが出来ます。
持ち出し袋の近くに避難時の『 ヘルメット・帽子・頭巾 』を置いておきましょう。頭巾は避難所でクッションになるので便利です。
また『 ヘッドライト 』も近くに置いてあると夜間の避難に便利です。
避難所では似たような持ち出し袋を持った人が沢山集まることが予想されます。持ち出し袋には名前を書いておきましょう。
ブランド:防災防犯ダイレクト |
メーカー:山善 |
メーカー:岸田産業 |
メーカー:岸田産業 |
メーカー:アイリスオーヤマ |
メーカー:エピオス |
メーカー:LA・PITA |
セット内容:36点 |
セット内容:50点 |
セット内容:39種44点 |
セット内容:35種69点 |
セット内容:30点(リュック別) |
メーカー:ヒカリネット |
セット内容:29点+α |
セット内容:39種47点 |
size:19x33x53cm(1個) |
セット内容:20点+防災頭巾 |
セット内容:23種類 |
内容:防災用品76点セット,マット付 |
内容:27種類 |
セット内容:13種 |
大災害が発生して避難する場合に備蓄品や日常品の持ち出し袋が必要です。
持ち出し袋は日常使用しているトートバッグなども使えますが、避難に際して両手が使える背負えるタイプのバッグが推奨されています。
持ち出し袋の中身については、個人や家庭の実情に合わせて内容を揃えていく方法が理想ですが、初めは何を入れていいか解らないと思いますので自治体のホームページや当サイトの 『 持ち出し備蓄品リスト 』 のページを参考にして揃えていきましょう。
(日本赤十字社 東京都支部 から拝借)