災害時避難時 持ち出し品携帯品リスト

1.非常時災害時対策用 持ち出し品について

大規模災害に対する備蓄品も状況に応じて分類しておく必要があります。

被災後も自宅で生活できればいいのですが、自宅の損壊や、自宅・近隣での火災発生、ライフラインの全面ストップ、避難命令などが発生すると自宅を離れた場所で生活する必要が生じます。

そのような場合に備えて、生活に最低限必要なものを非常時持ち出し袋に備蓄しておくことが大事です。

生活に必要な品物を全て非常時持ち出し袋に入れておくことが出来れば一番良いのですが、日常使用しているものはそうもいきません。

非常時持ち出し袋に入れて保管しておくものと、いざというときにすぐに持って出る物を整理して置くことが重要です。

非常時持ち出し品については使用期限も記入したチェックリストを持ち出し袋に入れておけば期限管理にも便利です。

下記の表内の数量は2~3日間程度を避難所で生活することを前提にしていますが、2~3日で済むということも全く断定できないので非常に難しいところです。

とりあえず一通り揃えてみた上で、重さ、ボリュームから適宜判断してください。

2.持ち出し品-その1

家屋の崩壊、火事などで自宅から退去せざるを得ない状況になり、緊急に非難する場合に最低限必要と思われる備蓄品・メモ等は、非常時持ち出し袋に保存して、いつでも持ち出せる状態にしておきます。

飲  料
飲料水ペットボトル
1~2L/人
最低でも0.5L/人・日

食  料
カンパン・ビスケット類
400~500g/人
摂取カロリーを1000kcal/日、2日で2000kcalとしてリッツ保存缶Lだと1缶/人(425g=2190klal/缶)、SANRITSUカンパンだと5缶/人(100g=410kcal/缶)
ナッツ・キャラメル・チョコレート等
適宜
消費期限は半年~1年だが、高カロリーでかさばらないものも多い。
100g入りピーナッツ1袋+スニッカーズ1個+森永ハイソフト1個で約1,190Kcalになり、100g入りカンパン3缶とほぼ同等のカロリーになるが、重さは半分以下、体積は約1/4になる。しかも丸缶のカンパンは隙間ができやすくちょっと詰めづらい点があるが、ピーナッツ1袋+スニッカーズ1個+森永ハイソフト1個は持ち出し袋に詰めやすい。
缶  詰
適宜
重量がかさむので余裕があれば。

食  器
紙皿・紙コップ
各4~5個/人
サランラップでラップし、できるだけ繰り返し使う。

1膳/人
割り箸でもOKだが、普通の箸の方が拭きやすく繰り返し使えそう。
スプーン・フォーク
各1個/人
プラスチック製

貴重品
◎日常的に使う貴重品は持ち出し袋に入れておくのは不便なので、コピーや控えを入れておく。
権利書(平成17年3月以降は登記識別情報)権利書や登記識別情報は紛失しても再発行されません。紛失した場合、不動産売買の手続きなどは「事前通知制度」や「本人確認情報」という書類を作成して進めますが、「本人確認情報」の書類作成には数万円かかります。
現金(硬貨も)10円、100円硬貨は携帯電話がつながらない時の公衆電話用に。
各種書類控え身分証明書(免許証)のコピー
健康保険証コピー
預金通帳の預入先・支店名、口座番号控え
クレジットカード番号・有効期限のコピー
各種保険契約の証券番号・事故時連絡先
年金証書のコピー
母子健康手帳のコピー
介護手帳のコピー
予備のカギ家のカギ、車のカギ
予備の印鑑実印・銀行印は「持ち出し品-その2」に。
パソコンデータマイクロカードやCDに大切なパソコンデータを保存。
常備薬の処方箋控えお医者さんが変わってもすぐに対処してもらえる。
持出し品リスト持ち出し袋の中身の品物リスト。「持ち出し品-その2」リストも

情報収集用品
手回し充電ラジオ携帯ラジオは手巻きの充電式が便利。最近のものは携帯も充電OK。
携帯電話用バッテリー、充電器携帯電話は「持ち出し品-その2」に。
緊急時連絡先メモ携帯電話が使えなくなったら連絡先が分からなくなることはないか?
家族・親戚・役所・水道局(給水車情報)・電力会社・ガス会社の連絡先。
家族の写真家族とはぐれた時の確認用。
災害用伝言ダイヤル(171)利用方法伝言ダイヤル(171)の利用方法が表示されている備蓄品が便利。
筆記具・付箋・ノートボールペン・マジック。付箋は連絡用に使える。
広域避難地図はぐれた場合に家族の避難先を探す。
乾電池手動発電ラジオの補助電源。ランタンや懐中電灯、携帯充電器の電源に。

衣  類
重ね着の出来る衣類避難時にもできるだけ着て出る。
使い捨て下着類
2~3枚/人
旅行用や圧縮タイプの物が便利。
靴下
1~2足/人
避難場所での足の保護・保温に。
軍手(または皮手袋
1双/人
片付け作業用に、また手の保温に。
帽子
1着/人
頭の保護・保温に。
ヘルメット・保護帽子・ずきん頭蓋骨の弱い小さなお子様の頭の保護に。
雨具(レインコート)
1着/人
ポケットレインコート。レインコートは放射性降雨に対しても必須。
携帯用スリッパ
1足/人
避難所での上履きに。

防寒具
エアーマット
1枚/人
床からの冷えを防ぐために必須。冬季の避難は寒さとの戦いと言われています。
アルミ製保温シート
1個/人
寝袋タイプは透湿性が無いので中が湿っぽくなる。シャカシャカ音が大きく使い心地も良くなさそうだがあくまでも緊急用。
使い捨てカイロ重いので大量には持ち出せないがあればとても便利。

医薬品
◎使い慣れた薬を小分けにしておく、または携帯用を準備しておくと便利です。
整腸剤
消毒薬傷の消毒薬
手指消毒剤スプレータイプ、ジェルタイプ、ウェットティッシュタイプ等
軟膏類メンタム・オロナイン軟膏等
常備薬持病のある方の常備薬は「持ち出し品-その2」に。
包帯類三角巾、包帯、脱脂綿、ガーゼ、絆創膏、救急絆創膏
器具ピンセット、ハサミ、毛抜き、爪切り
ティッシュ
小1箱
ティッシュボックス または ポケットティッシュ
ウェットティッシュ消毒用ならばなお可。
マスク 及び 防塵マスク
2~3枚/人
感染予防、大気汚染(噴火降灰対策)、寒さ防止

明り取り
ローソク、ライター、マッチマッチはライターのガス切れに備えて。
アウトドア用の着火器なども便利。
LEDランタン
1台
風がある屋外には必須。懐中電灯とセットのものもある。
LED懐中電灯
1台または人数分
高性能で軽いもの。乾電池も。

生活用品
ビニール袋(大中)
各5枚程度
東日本大震災でも一番役に立ったという品物。
給水運搬、簡易トイレ、身体の保温、その他ゴミ袋、洗濯物入れ、食料保管等に利用。黒色もあると便利。
洗面用具旅行用で可。歯磨きセット・石けん他。
タオル
1枚/人
追加で雑巾用1枚あればなお可。
ラップ
小1個
水不足の時に食器に使用すれば洗わなくて済む。
保存、応急手当など多用途に使える。

工  具
多機能ナイフドライバーやハサミなど付いていると頼れる1品に。
浄水器
1個
「ストロータイプ」または「スーパーデリオス」クラスでまずは安心確保。
ロープ
1~2本

ビニールシート
1枚
レジャーシート。屋外用に。防風・防寒にも。
ナイフ・ハサミ多機能ナイフで代用できればOK。
給水袋
1~2枚
給水車からの受水用に。
笛 (ホイッスル)音を出して居場所を知らせるもの。
ガムテープ(布製)養生テープでも可。持ち物に貼って文字が書ける。ビニール袋の封函用にも。4~5m分を筆記具などに巻き取っておくとかさばらない。
Wクリップ
5~6個
アルミ製保温シート(寝袋タイプでない)のジョイント固定用に。
安全ピン
5~6個
タオルや毛布を留めて下着や防寒具にできる。

その他
携帯用トイレ車での避難時の渋滞対策に、給油時などの長時間待機対策に。
ドライシャンプー頭髪の不快感解消に。
紙おむつ
生理用品
粉ミルク・哺乳瓶
ペットフード
サブリュック避難場所での持ち出し品の小分けに。
娯楽用品避難場所での気分転換に。筆者はトランプを1個入れました。


3.持ち出し品-その2

日常的に使用しているもので、非常時持ち出し袋に入れてしまうと不便なものはすぐに持ち出せる場所に保管管理し、いつでも持ち出せる状態にしておきます。
冷蔵庫内の水・食料品も持ち出せるようでしたら持ち出します。リストを作っておけば持ち出し忘れを防止できます。

避難訓練に参加して実際に持ち出し方法を体験するのも非常に有効です。

◎非常持出し用袋には入れておかないけれどすぐに持ち出すもの
貴重品
財布・現金
通帳類
印鑑・実印
証明書類免許証、保険証、パスポート、学生証等
クレジットカード等大切な会員証も。
貴金属品など高価なもの、思い出の品など。
医薬品
小児用薬品小児、高齢者のいる家庭は別途に必需品を用意
常備薬処方薬は処方箋も。
その他
携帯電話
母子健康手帳
家の鍵、車の鍵
メガネ・コンタクト日常使っているもの
食料品持ち出し袋には入れてないが、冷蔵庫・保存庫からすぐに出せるもの(余裕があれば)